こんにちは熱帯魚博士テツです。
今回はレッドビーシュリンプのエサのやり方について解説していきます。
レッドビーシュリンプを飼育するにあたって初心者が一番気をつけるべきところでもありますよね。
レッドビーシュリンプがエサを食べ残してしまう!
適切なエサの量がわからない!
そんな方のために熱帯魚博士テツ流のエサのやり方をお教えします。
レッドビーシュリンプのエサの量
まず、熱帯魚とレッドビーシュリンプのエサの食べ方を比較してみましょう。
熱帯魚ってエサを食べ残すことって滅多にないですよね?
エサを与えれば与えただけ食べるし、エサを丸呑みにするので綺麗になくなります。食べ残しをするほどならばエサをかなり多くやりすぎていることになります。
しかし、レッドビーシュリンプの場合はどうでしょうか?
基本的にエサを丸呑みにするのではなく、足でツマツマを硬いエサをほぐしながら食べるので食べるまでに時間がかかります。
そして、そんなに多く与えたつもりはないのに食べ残してしまうことも…
エサをあげてもほぼ食べないなんて経験がある方もいるのでは??
この場合、レッドビーシュリンプに与えるエサの量が多すぎるということになります。
でも、レッドビーシュリンプはエサを食べないと生きていけないし、エサは与えなければいけないと思いますよね!
ではレッドビーシュリンプに与えるべきエサの量ってどれくらいなのか。
基本的にはまずエサを「少なすぎる」くらい与えてみましょう。
それで食べきったら一度その量で様子をみてください。
数日間繰り返しても食べきるようであれば少し増やしてもいいかもしれません。
しかし、食べ残した場合は一度「いつも与える量の半分だけ」エサを与えてみてください。
それで食べきったら数日間繰り返して、食べきるようであれば少しだけ増やして様子をみましょう。
いつも半分の量でも食べ残してしまった場合…
3日間、エサを与えないでください!!
え??
そんなことしたら餓死してしまわない??
大丈夫です。
むしろ、そのままエサを与え続けている方がレッドビーシュリンプにとっては危険なのですから…
レッドビーシュリンプのエサのやり方(与え方)
ここからが本題です!
「エサを3日間与えない」と言いましたがその間に水槽内の水を3分の1以上換えてください。できればソイルも掃除できればなおいいです。
なんのためにこんなことをするのか??
それは一度、水槽内の環境をリセットするためです。

正確にリセットとは水槽内をまるっきりゼロから始めるのでこのくらいではリセットとは言えませんが、水槽内の富栄養化状態を改善するためですね。
3日間エサを与えずに水換えも済んだら、あなたがいつも与えていたエサの量の半分をさらに半分にして与えてみましょう。
これで完全にレッドビーシュリンプがエサを食べきったら、次の日はエサを与えないでください。
そしてさらに次の日に同じ量のエサを与えましょう。レッドビーシュリンプの様子をみてエサに飛びついて取り合っているようであればOKです!
このエサの量を毎日もしくは1日〜2日おきに与えていくといいですね。
ちなみに、エサの食べ残しは必ず取り除きましょう!!
目安は水槽の電気をつけた時にエサをあげたとして1時間程度たったらエサを回収します。
そんな短時間でいいのかと思うかもしれませんが、全然問題ありません。
むしろ長時間エサを入れておくと水質悪化でレッドビーシュリンプに悪影響です。
さらに言うと、エサって与えなくてもいいんですよね。
水槽内に苔が生えるということは水の富栄養化が原因なのでその時点でエサは与える必要がありません。なのでレッドビーシュリンプの調子が上がらないと思っている方はまずはエサをあげずに様子をみましょう。水槽内の苔や微生物を食べてレッドビーシュリンプは生きていけます。
どうしても心配であれば数日に1回だけ短時間のみエサをあげるのがいいです!
レッドビーシュリンプのエサの量・やり方まとめ
最終的に「エサを与えない」という結論に至った今回の記事ですが、初心者ほどエサをやらないことを心配に思うはずです。
もし心配であればウィローモスを入れて新芽が根こそぎ食べられているか確認してみるといいですよ。新芽が残っているようであればエサは水槽内にまだまだあって、レッドビーシュリンプはあなたからのエサを必要としていないということ。
そう考えたら実はレッドビーシュリンプの飼育って本当に簡単で、「手を加えない」ことを実践できればエビたちの活性も上がってくるでしょうね。
