こんにちは熱帯魚博士テツです。
今回はレッドビーシュリンプをはじめとした水質に敏感な淡水エビの水替えについての裏技を紹介しようと思います。
ビーシュリンプの調子が上がらない、元気が無いとお悩みの方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?
めんどくさい水替えを簡単にする裏技!
レッドビーシュリンプの水替えがめんどくさい
レッドビーシュリンプって抱卵したらたくさんの卵を抱えて稚エビもそれだけ生まれますよね。
だから、上手に育てられるといわゆる「爆繁」を楽しむことができるんです。
でも、増えやすいということはそれだけ弱いということ。そう、弱いから一度にたくさん増えないと個体を残していけないんですよ。
だから水質ってとっても大切!
水槽内のろ過が間に合わなくて水が汚れていたら当然、水槽内のレッドビーシュリンプが全滅…なんてことも。

さて、あなたはレッドビーシュリンプの元気が無いと思って水替えをすると思いますが、どんな方法で水替えをしているでしょう?
2週間に1度水槽の水3分の1程度?
1週間に1度?
実際にエビの調子を見ながら水替えの頻度を調節するのが一番いいのですが、結構めんどくさいですよね。
なぜ水替えがめんどくさいか、考えたことはありますか?
水替えがめんどうな理由
- 水を運ぶのが重くて大変
- 点滴法を待つ時間がいや
- 水抜きでソイル掃除をするのがダルい
- とにかくめんどくさい
その結果「下でいいや」が続いて水替えをサボるそして気が付いたらエビたちの調子が落ちてぽつりぽつりと減っていく。
そこで熱帯魚博士テツは考えた。
水替えがめんどくさい理由を究極になくしたらいいんじゃないか?
よく「水替えのいらない~」みたいなものがありますが、正直レッドビーシュリンプにおいてそんな魔法のような方法はありません。
(あったらコッソリ教えて下さい!)
では、どうやったら水替えがラクになってエビを元気に保てるのか!
レッドビーシュリンプの簡単な水替え方法
必要な道具は以下の通りです。
簡単な水替えの道具
- バケツ大1つ
- バケツ小1つ
- スポイト1本
以上です。

ではやり方を説明しますね。
- まず、大きなバケツに飼育水を作って下さい。
- 水槽の照明を付ける時にソイルまたは底面付近の水をスポイトで数回抜き取ります。(30センチキューブ水槽であれば150mlくらいを目安にしてください。)
- 小さいバケツは抜き取った水を入れる用です。
- そして大きなバケツから抜き取った分の水を水槽内にスポイトで足します。
これを照明を消すときにもやるだけ!
この水替え方法のメリットは一回の水替えにかかる負担が激減する事です。そして、飼育水はあらかじめ作っておくので温度合わせも不要!毎回、重い腰を上げておこなっていた水替えがラクになりますね。
ただ、デメリットは毎日少量の水替えをするというところ。
でも、レッドビーシュリンプにエサをあげるついで
余ったエサを取り出すついで
観察のついで…
と言った具合に、かなり手軽にできるので毎日の世話の流れでチョチョっとできます!
1回に入れ替わる水の量が少ないので、水質変化や水温変化が最低限に抑えられ、レッドビーシュリンプへの負担が減るのもメリットですね!
さらに、トリートメントなど添加剤を新しいものに変えたり、硬度を上げたいときなども徐々に変えていくことができるのでおすすめですよ!
レッドビーシュリンプの水替え裏技まとめ
今回はレッドビーシュリンプなど淡水エビの水替えについて解説しました。
めんどくさい水替えを少しでも簡単にすることで飼い主もエビも快適に過ごせるので、こういった少しの工夫って非常に大切なんですよね!
だって、毎日のことじゃないですか。
人間が少しサボることがエビたちにとって致命的だったりするので、毎日の世話に今回紹介した水替え方法を導入してみてください!
もちろんですが、今回紹介した1回の水替えの量はあくまで目安です。是非あなたのエビちゃんの調子が上がる・維持できる水替えの量を探ってみてくださいね!
